☆キャロルtheBESTを全曲解説ビートルズ的に

80pt   2019-08-18 02:13
ソレタケ速報

元スレ

1 :ホワイトアルバムさん:2018/06/10(日) 14:03:41.42 ID:2LVNH4BS0.net
2003年に発売されたCDキャロルtheBEST全25曲を
ビートルズをからませて全曲解説にトライしてみる
レスポンス大歓迎ー

では、いってみよう

2 :ホワイトアルバムさん:2018/06/10(日) 14:14:48.99 ID:2LVNH4BS0

(1曲目) 
ファンキーモンキーベイビー

やはり間奏に入る前のエーちゃんの雄叫びアーーーーッ !!だろう
ハードデイズナイトのジョン、ロングトールサリーのポール
日本のオリジナルロックンロール史上、
今だこれを越える間奏前の雄叫びは、出て来ていない
ハナウタまじりのエーちゃんのレロレロメロディーに
ジョニーがファンキーモンキーベイビーというタイトルを焼印した時
この傑作は永遠の2分8秒を歴史に刻みつけた
ウッちゃんが生み出し、ハネまわるストラトのイントロのネバりつき感と、うねり感
タイトなユウのドラムスはリンゴしている
これが世に出て今年で35年ー

3 :ホワイトアルバムさん:2018/06/10(日) 14:20:06.00 ID:2LVNH4BS0

>>2

訂正
× これが世に出て今年で35年ー
○ これが世に出て今年で45年ー

4 :ホワイトアルバムさん:2018/06/10(日) 14:37:46.33 ID:2LVNH4BS0

(2曲目)
ルイジアンナ

ディーセブンスの強烈なダブルアタックからスタートする日本のロックンロールスタンダード
ルイジアナという街の名前にンを入れたら女の子の名前になるのか今だに不明だが
ここでは可愛いあの娘の女の子の名前になっている
よく言われるデタラメ英語のエーちゃんオリジナル歌詞を
ジョニーが正確な英語詞に補正して
英語で世に出るはずのこのロックンロールが、土壇場で日本語歌詞にチェンジした
英語では売れないというのが、レコード会社の言い分だ
現在なら英語で堂々とイケたかもしれない
ボウディーズとかワンオーケーロックのようにだ
クラプトンを尊敬しているウッちゃんのストラトがこの歌の間奏でもヤードバーズのようにハネ回っている
間奏前のエーちゃんの雄叫びもファンキーモンキー並みにスロウダウンのジョンしている
ジョニーのダウンストローク全開の怒涛感もイイ
甘い唇、ふるわせて・・・
ポルノ小説のような、この団鬼六のような
甘美な一説のエーちゃんのダブルトラックボーカルで
この歌は幕を閉じる

5 :ホワイトアルバムさん:2018/06/10(日) 14:51:17.20 ID:2LVNH4BS0

(3曲目)
二人だけ

ジョニーの甘美な声がたまらない傑作バラード
このCDの製作者がこの歌を3曲目にもってきたのには、意味があると思う
モチーフはアンドアイラブハーとミッシェル
月は輝いてと、アンドアイラブハーの輝く星は明るくは重なる
i love you , i need you, i want you の 3単語を
ミッシェルのようにうまく活用したことは、お見事としかいいようがない
サビのあとのオーオーオーオー、ウーの4者そろいぶみのコーラスは
ツイストアンドシャウトさえも連想させる
全編流れるウッちゃんのアコギアルペジオもほのかに切ない
この歌でジョニーは星になった
もちろんエーちゃんのメロディーも
加山雄三の君といつまでも並に、甘美である

6 :ホワイトアルバムさん:2018/06/10(日) 14:57:11.58 ID:???0

1000 名前:ホワイトアルバムさん [age] :2018/06/07(木) 15:08:02.55 ID:???0
1000なら
中卒晒しあげのバカと高卒コンプレックスで前頭葉破壊されてる基地外馬鹿面ポールヲタはこの暑さで少ない脳みそ溶けて死ぬwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

144 名前:ホワイトアルバムさん [sage] :2017/10/24(火) 09:00:08.03 ID:???0
静岡にレスしてるバカもまとめて氏ね!
ほんときもちわりい

552 名前:ホワイトアルバムさん [sage] :2018/04/22(日) 17:26:37.79 ID:???0
>>551
俺5ch書き込み最近始めたばっかだもん
お前みたいな廃人と違うよ 笑

7 :ホワイトアルバムさん:2018/06/11(月) 02:06:57.38 ID:???0

(4曲目)
やりきれない気持

タイトルがイイ それまでありそうでなかった胸キュンフレーズ
好きな女の子に触れることの出来ない切ない男心を
やりきれない気持として、切々と訴えかける
タイトルコピーライティングのうまいジョニーのセンスが光る歌詞
それでいてこのタイトルは歌詞の中に出て来ない
キャロル時代の作曲家矢沢永吉の楽曲の中で
この曲こそが一番リバプールサウンドというか
マージービートに近いと、聴くたんびにそう思う
日本の歌謡曲でもないしフォークソングでもない、ポップソングでもない
ビートルズソングとしか言いようのない不思議なテイストが、この曲にはある
それは間奏における手拍子や、エーちゃんの珍しくマッカートニーチックに躍動するベースライン、
彼女のすがーたーっのたーっの部分でハモるジョニーとエーちゃんの高音ハーモニー
そんなところが、まんまビートルズしてるのだ
切なく甘い
この英語バージョンがハードディズナイトのサントラに入っていたとしても、
まったく違和感はないと思う

8 :ホワイトアルバムさん:2018/06/11(月) 12:32:56.89 ID:???0

(5曲目)
涙のテディボーイ

教会オルガン風ピアノの荘厳なアルペジオのイントロで始まる
作詞作曲矢沢永吉の単独作品で、彼が書いた生涯最高の歌詞がこれだと思う
あー、こんなにーで始まる荘厳さは、エリナーリグビーの出だしを彷彿(ほうふつ)とさせる
アー、ルッケオーザロンリーピープー風なのだ
それを弦楽四十奏をバックにではなく、バンドでやっているところが小気味イイ
沢田研二の時のすぎゆくままにで作曲家として頭角を現わす前の
元スパイダーズの大野克夫氏が編曲を担当している
そのせいか
この頃すでにソロでブレイクしていたジュリーこと沢田研二が歌ってもいいような歌詞と曲調だ
ところどころ聴こえるチェロかマリンバかシンセが
大野克夫氏の仕事なのだろう
コーラスの部分が何回もダビングを重ねた結果か、キャロルの音としては珍しくつぶれたようにも聴こえる
冬のある日の雪の世界の男女の失恋を歌っているのだが
ラストのあー、こんなにー あー、こんなにー あー、すべてがー のあとに続く言葉は
やはりむなしいの、一語に尽きるのだろう

9 :ホワイトアルバムさん:2018/06/11(月) 13:01:49.94 ID:???0

(6曲目)
グッドオールドロックンロール

6曲目に来てキャロルのオリジナルではない、英語詞のロックンロールカバー曲が来る
このベストのCD製作者の意図を考えてみよう
1曲目のファンキーモンキーベイビーと、2曲目のルイジアンナでまずオーディエンスの度肝をぬく
エーちゃんの破壊力の先制パンチを、我々はあびるワケだ
そして3曲目のジョニーの史上最大の甘美なバラードで、我々は落とされる
そして二度目のジョニーの甘美なボーカルで
4曲目のマージービート、やりきれない気持が我々に、スィート気分を増幅させる
5曲目にはふたたびエーちゃんの登場ー
それこそ歌謡曲かポップスかという、泣きの涙のテディボーイをもって来て
以上5曲が、キャロル入門者には、最適の5曲ですよということなのだろう
このへんで一服
6曲目にはロックンロールのカバー曲でもどうですか? ということだ
ジョニーの堪能な英語歌唱にからむ
エーちゃんの叫びやハモリが素敵だ
若さとは、こういうことなのだ
後半はロングトールサリーに変わるこのロックンロールカバー曲
間奏の手拍子も含め、
ビートルズのキャバーンクラブ時代を連想させる

10 :ホワイトアルバムさん:2018/06/12(火) 01:53:59.95 ID:???0

(7曲目)
憎いあの娘

石原裕次郎と浅丘ルリ子の名作映画に憎いあんちくしょうというのがあったが
タイトルはそれをもじり、憎いあの娘である
タイトルだけでイケる
ジョニーのセンスが光る
エーちゃんとジョニーの年齢の差は3才違いで、キャロル現役時代、エーちゃんは23,24,25才であり
ジョニーは20,21,22才だった
これをビートルズで比べてみると、3才違いのジョンとジョージの関係が、一番近いともいえる
ジョンは解散間際でやっとジョージと対等になれた気がしたと、どこかのインタビューで言っていたが
それを逆にとれば、それまではジョージのことを、子供か弟にしか見ていなかったということになる
ジョニーのエーちゃんに対する苦悩は、この年齢差が大きかったともいえる
憎いあの娘である
この歌はキャロルの全作品群の中でも常に、飛車角の位置を占める歌だ
王はルイジアンナやファンキーモンキー、ヘイタクシーにゆずるとしても、このような飛車角があるからこそ
キャロルは中々あなどれない
噂のあの娘にイカれ本気か浮気か? 誘いのデイトで決めた くたびれもうけの恋さ 
ジョニーはこの歌の中でエーちゃんにオレではなく、ボクと歌わせて、
その不良性を失わせないでいることに成功している
もちろんエーちゃんが作曲したこの歌のメロディーも、
いぶし銀のようなシブサで我々をグイグイと乗せる
サビで執拗に歌にからみつく、ウッちゃんの小まめな運指ギターソロも捨て難い
時代はブルースリーの登場時と重なり、この歌のイントロとアウトロでエーちゃんはそれ風に
チョーーッとつぶやいている
ラストのハネ回るリードギターは、まるでその時リアルタイムで発売された
ウィングスワイルドライフのマンボのようだ
そう、時代は1973年だったのだ

11 :ホワイトアルバムさん:2018/06/13(水) 02:09:53.94 ID:???0

(8曲目)
ハニーエンジェル

美メロである
キャロルのことを何も知らないでこのスレを読んでいて興味をもったそこのアナタ
ユーチューブでこのハニーエンジェルを検索して、聴いてごらん
美しすぎて鳥肌が立ち、身体がおののくだろう
キャロル時代の矢沢永吉作曲群の中で
一番美しい曲がこの歌だと思う
いや、矢沢永吉全生涯の作曲群の中でも、間違いなくベスト3には入る美メロだ
私としてはニューグランドホテルやラハイナ、イエスマイラブよりも
このハニーエンジェルのほうが美しいと、断言せざるをえない
ブルーコメッツがブルーシャトーの次にこのハニーエンジェルをシングルで出していたらー
テンプターズがエメラルドの伝説の次にこのハニーエンジェルをシングルで出していたらー
必ずや歌謡曲ベストテン番組の、1位を獲得していたことだろう
北欧風美メロとでも呼ぶべき作品か
不思議なことにキャロルはこの歌をシングルで出していない
2枚目のオリジナルアルバム「ファンキーモンキーベイビー」の中に埋没させている
この美メロをここまで美しく歌いきるジョニーの美声も、
ある意味全盛期の小田和正にも匹敵する、孤高感を持ち合わせている
この美メロをここまで美しく歌いきれるのは
ジョニー大倉か岩崎宏美ぐらいだろう
暴走族とか不良の音楽とか間違った解釈でキャロルを遠ざけていた人たちにこそ
このハニーエンジェルを聴いてもらいたい
イントロのドレミファソラシドギターは、
ビートルズのハローグッドバイをも連想させる

12 :ホワイトアルバムさん:2018/06/14(木) 01:55:49.38 ID:???0

(9曲目)
カモンベイビー

1974年7月に発売された3枚目にしてラストのオリジナルアルバム「キャロルファースト」の中の一曲である
ラストアルバムにしてファーストというタイトルはおかしいが
エーちゃんとしてはその後にセカンドサードと続けて行く気、満々だったに違いない
この歌はミディアムテンポのブギロックである
「キャロルファースト」というラストオリジナルアルバムには
エーちゃんとジョニーの共作曲はいっさいなく
各自が自分で作詞作曲した作品だけが収められている
エーちゃん5曲、ジョニー3曲、ウッちゃん2曲、岡崎ユウもリンゴスター並に作詞作曲して
1曲提供して歌っている
よってラストアルバムにしては華がなく、地味なアルバムとなりはてている
バンド内の強権力関係でなく民主主義を最優先すると、
共産主義のように
地味でつまらなくなるという見本のようなアルバムである
カモンベイビーである  どうでもいいようなタイトルである
このサウンドは、1974年当時のジョンレノン&エレファンツメモリーのブギロックのサウンドだ
そこにエーちゃんが自作の稚拙な歌詞を乗せて
気分よく歌っている
エーちゃんの若かりし日の声の魅力を、じっくり研究分析するには
最適な歌かもしれない
いわゆるロックボイスといわれるエーちゃんの声質に似た声は
それまでの日本の歌謡芸能界には、全くなかったといっていい
ちょっと艶がかっていてデビットボウイチックだと思うのは、私だけだろうか?
とんがっていて、光ってんだよな

13 :ホワイトアルバムさん:2018/06/14(木) 10:52:16.23 ID:???0

面白いです
長年のキャロルファンとして敬意を表します
あえて言わせて頂けるならこのベスト盤はエーちゃんがOKを出した
エーちゃん作曲作品+GOR&Rのみで占められてしまっているのとせめて
ヘイママR&Rと泣いてるあの娘は入るべきであるのとリマスター効果が殆ど
感じられなかったのが個人的には残念でした
あれから15年経ってもキャロルアイテムは何も発売されません
そろそろ封印を解くというエーちゃんの気まぐれは起きないでしょうかね

14 :ホワイトアルバムさん:2018/06/15(金) 02:09:51.62 ID:???0

(10曲目)
ヘイタクシー

初レスポンスありがとうございます
ヘイママロックンロールと泣いてるあの娘はイイですね
2003年の1月にこのベストCDが発売され
同じその年の10ヶ月後の2003年の11月に
ジョニー大倉氏による「キャロル・夜明け前」という本が発売されました
この本によって我々は
初めてジョニー側の目線からのキャロルの実像を知ることになりました
それまではエーちゃんの「成りあがり」のみだったので
エーちゃんが最後までリーゼントヘアに拒絶反応をしていたなどという史実に
我々は驚愕(きょうがく)したものです
3才年下のジョニーから見たエーちゃんは
クチうるさい兄貴でもあり、反抗したくなる親父のような存在でもあったのでしょう
「成りあがり」と「キャロル・夜明け前」及びその第二章を読んだからといって
我々がキャロルの10パーセントも理解できるはずはありません
いつか出るウッちゃんの回想録
「キャロルだった頃の俺」とかいう本の出現を、
ゆっくり待ちましょうw

ヘイタクシーである 
ジョニーボーカルの純粋なる3コードオリジナルロックンロールである
ボヨーンというベース音の引き伸ばし音のイントロから始まる
これをギターで試みると、ビートルズのアイフィールファインのイントロになる
ダイヤモンドリングというキーワードは、キャントバイミーラブを連想させる
間奏の手拍子が、楽しくアイソーハースタンディングゼアーしている
ルイジアンナがゴジラだとすると
ファンキーモンキーベイビーはキングギドラとなり
このヘイタクシーは、ちょうどモスラということになる
キングギドラが出てくる前は
ゴジラとモスラだけで、けっこうブイブイ飛ばしてこれたのだ
この歌の間奏前で
我々はジョニーの雄叫びを聞くことが出来る
エーちゃんと比較すると、
やや、やけのやんぱちのような雄叫びに聞こえる
そこがジョニーらしくてイイ

15 :ホワイトアルバムさん:2018/06/15(金) 13:25:00.74 ID:???0

ヘイタクシーはジョニーの作詞センスが素晴らしすぎる
プリーズミスターポストマンならぬヘイタクシー
それまでのGSヒット曲の職業作詞家には到達しえなかった
日本語英語チャンポンの上にカッコイイという絶妙の味付け
作りたてのタキシード胸につけてる赤いバラ
この歌詞を革ジャンスタイルで歌うぜジョニー
ビートルズとの絡みで語るとキャロルはビートルズがカヴァーした
クラシックスは取り入れたけどレノンマッカートニー作品はプレイ
しなかったところにも逆にセンスを感じます

16 :ホワイトアルバムさん:2018/06/15(金) 13:33:29.44 ID:???0

ヘイタクシーは後年テンイヤーズアゴーにおいてエーちゃんが
ヒューイルイスのようなアレンジでセルフカバーしたのだが・・
腕利きの海外ミュージシャンを従えシャウトしたのだが・・
皮肉にもキャロルサウンドの凄さを証明しただけになってしまった

17 :ホワイトアルバムさん:2018/06/15(金) 19:31:53.96 ID:???0

面白いッス!
ウッちゃんのGEMINI1と2再発されたんで買っちゃった

18 :ホワイトアルバムさん:2018/06/16(土) 00:51:39.26 ID:???0

リーゼントがカッコよく
ビシッとキマってるときもあれば、
単に長髪をオールバックにしてるだけ
みたいなときもあるな。

19 :ホワイトアルバムさん:2018/06/16(土) 01:40:12.90 ID:???0

(11曲目)
愛の叫び

いいタイトルだ
シンプルな単語ふたつだけで、それまでありそうでなかった普遍的なもの
なんら奇もてらっていない
20才から23才までのジョニーは、タイトルメーカーとして神がかっていた
それ以後全然ダメになったのは、何故なんだ?
愛の叫び
この歌は全編3人のエーちゃんが歌っているように聴こえる
トリプルトラックボーカルというやつだ
ところどころ低いところを高く歌うエーちゃんもいれば
同じメロディーをユニゾンで歌うエーちゃんも存在する
後年チャイナタウンで見せた技巧を
すでにこの時点で活用していたわけだ
サビのウーのコーラスもなかなかイイ
この歌のメロディーはビートルズがデッカレコードのオーディションで演奏した
「トゥ・ノー・ハー・イズ・トゥ・ラブハー」に似ている
サビの盛りあがりようも、なんとなく似ている
歌のメロディーというものは、偶然似てしまうこともあるという好例だ
聴きくらべてみればいい
ビートルズのほうはジョンレノンがリードボーカルを担当して、切々と歌っている
愛の叫びの白眉(はくび)は
やはりタメのきいたウッちゃんのリードギターだろう
エンディングまでの泣かせるリードギターを聴いていると
なぜか私はビートルズのドントレットミーダウンのジョージのリードギターを
連想してしまう
リードワークがドントレットミーダウンっぽいのだ
ジョンのヒーッなんていう裏声か聴こえてきそうだ
もちろん場所はアップルビルの屋上だ
その最後の泣かせるウッちゃんのリードギターのバックに
さらにサビのウーというコーラスだけを抜き出して加味すれば
この歌はより極上のエッセンスを
ものにしただろうにー
惜しい

20 :ホワイトアルバムさん:2018/06/17(日) 01:27:18.90 ID:???0

(12曲目)
夏の終り

断言しよう
数少ない矢沢永吉作詞の全生涯の作品の中で
唯一、石碑にでも刻みこんで
後世に残したい一説の詩が、次のこれだ

ああ、もう恋などしない  誰にもつげず・・・ 

この一説を主軸としてこの歌は
中学の音楽の教科書に載っていたとしても違和感はない
実際ビートルズのイエスタデイは中学の教科書に載っていることだし
とすると
この歌は矢沢永吉のイエスタデイということになる
シンプルで短く、ロックバンドの歌としては、うるさくないところも同じだ
静謐(せいひつ)の悲しみがある
現在の若者がよく
「矢沢永吉って人の代表曲って何なの?」と質問を投げかけるが
その時聴かせるのは
キャロルバージョンのこの夏の終りでいいと思う
その若者も納得するはずだ
ああ、いい歌だなとー
時間よ止まれを聴かせても、サムバディズナイトを聴かせても
アリよさらばを聴かせても
その若者は納得しないはずだ
このキャロルバージョンの夏の終りだからこそ、納得するのだ
このキャロルバージョンの夏の終りのエーちゃんの声は
艶があり、色っぽい
この色っぽさは当時のジュリーこと、沢田研二の色っぽさとは対極をなすものだ
この二人以外に男の色っぽい声ということで
すぐに頭に浮かぶ日本の男性歌手がいただろうか?
1970年代中頃のことでだ
サウンド面から見れば
さみしくきこえるのところのさみしくのところで
ユーミンのルージュの伝言のイントロのようなピアノの連弾が
いい味を出している
もちろん全編をつらぬくボンゴのようなパーカッションが
切なさを倍増することに成功している
エーちゃんのイエスタデイ
それが夏の終りだ

21 :ホワイトアルバムさん:2018/06/18(月) 02:15:37.57 ID:???0

(13曲目)
ミスターギブソン

【音楽】米ギブソン破綻、ギターの時代は終わったのか
ギブソン社が破産手続き民事再生法をアメリカの裁判所に申請したらしい
これが2018年6月の現実だ
ミスターギブソン アンオールドマンユアー
ミスターギブソンはオールドマン(老人)なのだ
それなのに
赤いスカートなびかせた女の子と朝まで頑張り
ブギに合わせてシェイクアンドシェイクし
街で彼はジャンプアンドシャウトするのだ
破産するのも、しったこっちゃない
カッケー老人ではないか
そろそろオールドマンに片足突っこんでいる我々も
このような老人になりたいものだ
ゴリゴリバキバキにイコライジングされたエーちゃんのベース音とともに
全編炸裂しているいきなりのジョニーのアーッ!という囁きが
この歌のオープニングを飾る
我々の脳髄(のうずい)はもうここでトロトロにされる
このアーッ!は、囁きと呼ぶのか、ため息と呼ぶのか
正確な名前はなんなのだ?  吐息か?
青江三奈の「伊勢崎町ブルース」は、あえぎ声だったか?
とすれば、ジョニーのあえぎ声が、この歌のキモだ
エーちゃんのバキバキベースがドライビングしている
ラバーソウルの「嘘つき女」でポールがベースにファズをかけていたが
ここでのエーちゃんのゴリゴリベース音も、それに負けず劣らずだ
ジョニーの歌詞は最高にロックしている
エーちゃんのロックボイスも
これを歌うがために生まれて来たかのごとくにロックしている
しかし
昔からこの歌を聴くたんびに思うんだけど
エーちゃんのアンオールドマンユアーの発音が
絶対俺にもに聞こえるんだよな
だから、冒頭の歌詞はずーっとこう信じてた
ミスターギブソン
 俺にも
 縞のシャツとブルースウェードシューズ
カッケー出だしだなと
信じてましたよ

22 :ホワイトアルバムさん:2018/06/19(火) 01:47:17.92 ID:???0

(14曲目)
0時5分の最終列車

イントロなし、いきなりのアカペラで始まる
ヒーウィーアーッ、アットステーーション!
ヒーで始まるアカペラスタートは
ビートルズのひとりぼっちのあいつ(ノーホエアマン)を連想させる
0時5分の最終列車とくれば
誰だって、ビートルズの9時9分の次のやつ(ワンアフター909)を連想するし
ワンアフター909といえばアルバム『レットイットビー』だし
『レットイットビー』といえば、ゲットバックである
よって
この歌の岡崎ユウのたたくドラムリズムパターンは、
ゲットバックのリンゴスターのリズムパターンに、酷似している
これを業界用語では
トレインソングリズムパターンとでもいうのか
イントロのアカペラがひとりぼっちのあいつなら
間奏のシューラッララッのコーラスも
ひとりぼっちのあいつのウーラッララッのコーラスを、もじっている
ヒーウィーアーッ、アットステーーション!
のアカペラコーラスの奥の奥で
ジョニーのハイトーンコーラスボイスが高く遠く聴こえる
目を閉じて聴いていると
そこが泣けるな
ところで1973年に駆け落ちしたこの歌の二人のカップルは
1975年頃には初めての赤ん坊が生まれているはずで
その子も2018年の今は43才になるはずだ
子供もいることだろう
ということは
0時5分の最終列車で駆け落ちしたこのカップルは現在
おじいちゃん、おばあちゃんとなり
孫にかこまれて
幸せに暮らしているはずである
離婚している?
まあ、それもありうるな
なにしろ日本はバブル崩壊後
失われた30年間なんてのを
我々すべて全員が
くぐり抜けて来ているのだからな
何処へ行こうか? 
最終列車ー

23 :ホワイトアルバムさん:2018/06/20(水) 01:51:06.81 ID:???0

(15曲目)
彼女は彼のもの

「彼女は彼のもの」
「ハニーエンジェル」
「番格ロックのテーマ」

以上3曲のジョニーの出だしの美声は、まさに神がかっているといっていい
美麗すぎる
よもやエーちゃん18才、夜汽車にゆられ東京目指している最中
いつかメジャーデビューする時の自分のバンドの相方が、
自分よりも美声の持ち主だとは
夢にも思っていなかったにちがいない
その美声の持ち主は
少々性格に難があるにしても
素晴らしい作詞をし、
素晴らしいサイドギターまでも弾くのだ
願ったり、かなったりだ
オレの美メロをここまで美しく歌いあげられるのは
この世でジョニーだけだと
ある日エーちゃんはジョニーに言ったことがあるそうだ
そして
この歌はオレが歌う
この歌はジョニーが歌えと、
エーちゃんが振り分けていたらしい
少々性格に難のあったジョニーのパラドックスは
エーちゃんの美メロの上でしか
その美声を歴史に残せなかったということだ
エーちゃんの美メロがなければ
ジョニーの美声も
世に残らなかったということだ
エーちゃんの美メロがあってこその
ジョニーの美声ということになる
少々哲学問答みたいになってきたが
そこがジョニーのパラドックスなのだ
彼女は彼のもの、である
名曲が2分26秒に永遠に真空パックされている
1950年代にプレスリーか誰かが
「彼女はボクのもの」という歌をヒットさせている
ジョニーはこのタイトルをもじり
素晴らしい歌詞をエーちゃんの美メロの上に作りあげ
天上に舞う天使のような歌声で
涙が止まらない  彼女は彼のものと
朗々と歌いあげている
これぞ
傑作中の傑作ー

24 :ホワイトアルバムさん:2018/06/20(水) 12:26:18.86 ID:???0

確かにあれだけ我の強いエーちゃんがビートルズに憧れていたとは言え
ジョニーにあそこまでボーカルを振り分けたのはジョニーの歌を認めていた
事に他ならないだろうね
実際ファーストアルバムでエーちゃんの純然たるリードボーカル曲は12曲中
2曲しかないって意外中の意外に思うよね

25 :ホワイトアルバムさん:2018/06/20(水) 19:01:09.65 ID:???0

おもしろい

26 :ホワイトアルバムさん:2018/06/21(木) 01:54:29.92 ID:???0

(16曲目)
CAROL (子供達に夢を)

日曜サスペンス劇場のようなイントロから始まる
涙のテディボーイと同じく編曲に大野克夫氏が参加している
1974年の4月に劇場公開されたATG映画『キャロル』のテーマ曲として
エーちゃんが作詞作曲歌を担当し、
その年の7月に発売されたLP「キャロルファースト」の1曲目と13曲目に
位置している
これはオープニングとリプライズという、よくポールマッカートニーが使う手である
エーちゃんはここで私という言葉を使い、作詞している
エーちゃん全生涯で唯一私という言葉を使用した
楽曲ではないだろうか
しかし、「キャロルファースト」のLPジャケットで
路上にじかにアグラをかいて坐り
リーゼントをビシッと決め、サングラスをかけてふんぞり返ってる人から
いきなり私などという単語をあびせられても
信憑性(しんぴょうせい)に欠けるのは、いかんともしがたいと思うw
昔から思っていることだが
「キャロルファースト」のLPジャケットの写真は、あんまりである
もっと素敵な写真はなかったのか?
ウッちゃんのクチはひょっとこしてるし、ユウは光でぼやけてこちらもグラサンを決めている
ジョニーは片足あげて、その足をモンキーバイクの後座席にのっけているが
顔は太宰治である

27 :ホワイトアルバムさん:2018/06/21(木) 01:55:03.80 ID:???0

全員スリムな皮ジャン姿で
この写真こそが、当時の日本全国の暴走族というバイク乗り達の
ユニフォーム姿の指針となったのだ
元をたどれば1970年代の日本の暴走族のユニフォーム姿の根源は
キャバーンクラブ時代のビートルズの皮ジャン姿ということになる
ビートルズはこんなところにも悪影響を与えていたのであるw
赤尾敏(びん)がビートルズ来日を反対していたのは正解だったかもしれない
このCAROL 子供達に夢をというバラードを聴いていると
ちょっと偏差値の高い方は、同趣旨ほぼ同内容の
オフコースの「生まれくる子度たちのために」を思い出すかもしれない
エーちゃんと小田和正、
2018年の現在もツアーを続けているのは、奇跡に近いと思う

28 :ホワイトアルバムさん:2018/06/21(木) 01:58:30.15 ID:???0

>>27

×オフコースの「生まれくる子度たちのために」
○オフコースの「生まれくる子供たちのために」

29 :ホワイトアルバムさん:2018/06/21(木) 18:01:15.90 ID:???0

おそらくだが解散後にエーちゃんが一度も歌ってないであろうキャロルナンバー
(矢沢作曲で矢沢ボーカル仕切り)として
「いとしのダーリン」「恋する涙」「ふられた男」「甘い日々」「ラストチャンス」「緊急電話」
そして「CAROL(子供たちに夢を)」がある
今後もこの7曲のうちで最も聴ける可能性が低いのもこの曲だろう
何を思ってこの詩をエーちゃんが書いたのかただただ不明であり本人もあまりにも稚拙
な‘私‘を含むこの詩が恥ずかしいと思っているだろうことは間違いない
しかし実は更にこの上を行くのが「ふられた男」である
‘お前があの時私の前から ただ一言がけさようならと‘ ここでも私は登場する
お前と私で私がふられた男ってなんかおかしくないか おまけにあんな格好で
この詩をエーちゃんちょっとおかしくない?って指摘出来る人が周りにいなくなって
いたのが当時のキャロルだったのだろう

30 :ホワイトアルバムさん:2018/06/21(木) 18:04:49.10 ID:???0

>>29
×ただ一言がけ
〇ただ一言だけ

すんません
エーちゃんにはドームでハニーエンジェル歌ってほしいっす
スレ主さん 引き続き楽しみにしてます

33 :ホワイトアルバムさん:2018/06/23(土) 02:33:33.06 ID:???0

(18曲目)
ズッコケ娘

キャロルの活動年表をじっくり見ていて、驚いたことがある
実質キャロルがプロのロックバンドとして満足的に活動していた時期は
1973年と1974年の2年間だ
1972年の6月に結成され、その年の10月にリブヤング出演、12月にデビュー
1975年は主に解散巡業ツアーで
その年の4月に解散してしまう
1973年と1974年の2年間こそが、丸々プロのキャロルの活動時期だったのだ
驚くなかれ
レノンマッカートニーもとい大倉洋一&矢沢永吉の作詞作曲コンビが
満足的に活動できていたのは、
1973年の1

35 :ホワイトアルバムさん:2018/06/23(土) 09:17:51.43 ID:???0

>>34

× 番各ロックのテーマ
○ 番格ロックのテーマ

38 :ホワイトアルバムさん:2018/06/25(月) 02:48:09.23 ID:???0

(20曲目)
恋の救急車

1973年1月25日に発売された2枚目のシングルレコード
ヘイタクシーのB面として、この世に発表された歌である
一説によればこの歌のメロディーは
エーちゃんが
当時のプロデューサー、ミッキーカーチスさんへ
感謝の気持ちをこめて
書きあげたメロデイーだということだ
オレ達をメジャーデビューさせてくれて、ありがとうカーチスさん
ということだろう
そういう感謝の思いを歌詞にも出してくれと
エーちゃんはジョニーに注文したはずだ
OK
ジョニーは書きあげた
ベイビーアイラブユー この気持ち  ベイビーアイニードユー  抱きしめて
 プリーズ  どんなにボクが  愛してるか分かる?  恋の炎に荒れ狂う 
ここまでが
ジョニーが書きあげた
ミッキーカーチスさんへの感謝の気持ちだ
しかし、この歌に真の深みを与えているのは
デビュー前に手首を切って自殺まで試みたこともあるジョニーの
無意識の深層心理が書かしたとしか思えない
次の展開だ
足はもつれ  アイムシッティンソーヘビィー (なんかしんどいよ)
 ボクの生命  ナウアイニージョーヘルプ  (誰か、助けてよ) 
さらにこの歌はこう続く
もはやミッキーカーチスさんへの感謝どころではない
息も出来ないで  ここで倒れそう
 プリーズ その手を  さしのべてー
そこで救急車が必要になるということだろう
エーちゃんがもしこの歌の歌詞まで書いていたとしたら
天真爛漫(てんしんらんまん)ハッピーに
すべてが感謝をこめた歌詞になっていたことだろう
この歌に深みを与えて
一筋縄ではいかなくしてるのが、ジョニーのキモなのだ
陰のジョニーと、陽のエーちゃんが噛み合ってこそ
この歌のごとくに
陰陽師キャロルの面目が躍如(やくじょ)、
魅力が百万倍
倍増してくるのだ
ちなみにこの歌の出だしのコーラス
「アーーーーーッ!」は
まんまビートルズの家に帰ればウェンアイゲットホームの出だしと
同じである

39 :ホワイトアルバムさん:2018/06/25(月) 20:27:17.00 ID:???0

ウッちゃんの貢献度の大きさには感服いたす
しかしユウにも少しぐらい褒め所は無いのか?

43 :ホワイトアルバムさん:2018/06/27(水) 03:40:23.74 ID:???0

(22曲目)
ラストチャンス

1974年の12月20日に発売された
キャロルのラストシングルレコードのA面の曲である
1974年に
ジョニーとエーちゃんが作詞作曲、共作した歌は
この歌と「変わりえぬ愛」「緊急電話」の
3曲だけである
ジョニーが書いたキャロル夜明け前・第2章という本によれば
ラストチャンスを含むこの3曲とも
歌詞の内容は
ジョニーからエーちゃんにあてた、ラブレターのようなものだったという
エーちゃんは
はたしてそれに気づいてくれたのか?
気づいていながら、知らんふりをしていただけなのか?
などと、その本でジョニーはのたもうているが
そもそも
エーちゃん、オレもうキャロルやめるわと
最初にちゃぶ台をひっくり返したのは
ジョニーのほうなのである
ちゃぶ台をひっくり返しておいて
オレのラブレターに気づいてくれというのもおかしいが
エーちゃんはその時、名セリフをはいた
「ジョニー、せめてもう1年ガンバッてやってみないか?
 もう1年やったら、おたがいに蔵(くら)が建つと思うぜ」
ジョニーはその申し出を
無碍(むげ)に一蹴(いっしゅう)する
「やだね、オレはもうやめるんだよ」
思えばこの時が
ジョニーのラストチャンスだったかもしれない
はたしてあと1年エーちゃんの言うとおりに続けていれば
どんな蔵(くら)が建ったのか?
ジョニー大倉(くら)か?
そのラストチャンスである
ベイビー、これが最後のチャンスーー、チャッチャーーン♪
このチャッチャーーン♪のところが
ビートルズのタックスマンしている
間奏の手拍子が、とってつけたような印象で
とても安っぽく聴こえる
手拍子ナシのラストライブ!のバージョンのほうがカッコイイと思う
あとこのスタジオシングルテイクのほうは
エーちゃんのボーカルも含め
なんとなく全体的にチープに聴こえる
もうこれで最後のレコードなんだから
こんなもんでまあいいか的な
手抜き感、安っぽさがあるのだ
本当にジョニーにとっては
これが
ラストチャンスだったのだ
せめてあと1年、やってみればよかったのに
覆水(ふくすい)盆に返らずー

44 :ホワイトアルバムさん:2018/06/27(水) 16:10:02.84 ID:???0

ラストチャンスは新日本プロレス若手時代の前田明が試合前の控室
でウォークマンで聴いて気合を入れていたそうだ
スレ主さんの仰る通り確かにスタジオバージョンは軽くてチープな感じ
ありますね 
当時のバンド内の人間関係がこういうところにも出るのかと思うが
逆にこのチープさが凄く愛しかったりもする

45 :ホワイトアルバムさん:2018/06/28(木) 06:20:07.45 ID:???0

(23曲目)
ホープ

ホープはリボルバーである
間奏のリードギターの不吉な旋律の下降感が
私にそう実感させる
何か実験的なギターの音色が、テープの逆回転音のように聴こえるのだ
ホープは
1973年2月25日に発売された
3枚目のシングルレコードやりきれない気持のB面として
この世に発表された
このシングル
A面がラバーソウルでB面がリボルバーという感じか
初期のキャロルのボーカル録音は
すべてビートルズを真似てダブルトラック録音をしていたが
ホープのジョニーのボーカルは
シングルトラックである
プロデューサーのミッキーカーチスが
ジョニーのハイトーンボイスの美声のボーカルを
今度はシングルトラックで際立たせてみようと
そう指示したらしい
ダブルトラックではごまかせていた細部の部分部分の弱さも
シングルトラックでは隠すことが出来ない
それが逆にジョニーへのプレッシャーとなって
この歌のボーカル録音は20トラックまで行なわれ
そこでジョニーはもう無理だと泣きくずれてしまったらしい
エーちゃん登場
「この歌を歌いこなせるのはジョニーだけなんだから
 もうひとふんばり、ガンバッてくれよ」
そうして録音されたジョニーのシングルトラックのボーカルが
今、我々が聴くことの出来ているホープである
アーイム、ロンリーボーイ♪
恋しくてーっ
この出だしの下降感から真逆に
ひとりでいるのはつらーいーっ♪の
サビの登頂感が、イカせてくれる
ビートルズのメロディーを意識したエーちゃんの曲作りが際立つ
ホープ(希望)という単語は
この歌のどこにも登場してこない
タイトルは「ロンリーボーイ」でも良かったかもしれない
番格ロックのテーマを「ロンリーガール」と改題すれば
「ロンリーボーイ」と「ロンリーガール」という2曲として、
これはまた違った意味で
一対(いっつい)のキャロルの代表曲として
歴史に残ったかもしれない

49 :ホワイトアルバムさん:2018/06/30(土) 15:50:24.49 ID:???0

スレ主さんおつかれさまでした
そして継続に感謝です
「甘い日々」の分析は考えてみた事もなかった切れ味鋭い解釈
私見ではエーちゃんはそもそもリスナーとして色んな音楽を聴いていない
であろうのにあんな曲を作れるのが凄いという前提があったので
セリフの女性の声は元モデルで物書きもしていた浅野なんとかさんって昔聞いた
ような気がするけど自分にはオカマっぽい声だから男が言ってんのかなって
思ってた少年時代

55 :ホワイトアルバムさん:2018/07/04(水) 01:16:44.18 ID:???0

(29曲目)
トゥティーフルティー

のっぽのサリーのリトルリチャードの初めてのヒット曲であり
問答無用のビーバップロックンロールのこの歌を
ジョニーがそのはじけたスィートヴォイスで
飛び出すフレッシュジュースのように歌い、叫んでいる
しぶきがスピーカーの穴から飛んできそうだ
まぎれもなく「ルイジアンナ」というデビューアルバムの中のカバーソングの中では
この歌がピカイチだ
1977年にパンクムーブメントでセックスピストルズが登場して来た時
まだ生きていて
37才になりかかろうとしていたジョンレノンはこう言った
1961年のドイツのハンブルグでは
  オレたちもパンクバンドだったよ
1973年のこのキャロルのトゥティーフルティーの間奏の爆発感も
充分にパンクしている
ウッちゃんの皮ジャンに鋲(びょう)がたくさん突き刺さっているようだ
それほどのギターをウッちゃんはここで
我々に聴かせてくれる
間奏前のジョニーの叫び声も
ヘイタクシーのアーーッ!ではなく
ここではウワァァーーッ!と叫んでいて、カッコイイ
そこも聴き所のひとつー

58 :ホワイトアルバムさん:2018/07/06(金) 02:08:33.00 ID:???0

(31曲目)
カンサスシティー

1980年に生まれた人が、2018年の今年38才になろうとしている
私が話しているキャロルというバンドは
1973年と1974年に主に活躍していたバンドで
ということは
その人たちが生まれる5,6年前の話を
私はしているわけだ
たとえば現在20代後半のミュージシャン志望の青年が
ビートルズファンで
間違ってこのスレにたどりついちゃったりして
あれっ
1970年代前半の日本のロックって
はっぴいえんどとかサディスティックミカバンド、はちみつぱいに村八分なんかが
リードしていたんじゃないの?
キャロルってなによ?
なんて
思うことがあるかもしれない
レココレやMMに洗脳されていたら、そうなるわけだ
真実は
キャロルのほうが彼らより20倍は売れていた
商業的に成功していた
1974年の夏に史上初の野外ロックフェスティバル
『ワンステップ・フェスティバル』が福島県郡山市で開催されたが
その最終日の出演者が
オノヨーコ、内田裕也、サディスティックミカバンド、キャロルといった布陣で
最後の大トリはキャロルだったのだ
しかも控え室は
キャロルだけが別格
単独の控え室を与えられたと、ジョニーは回想している
歴史はどこかで
ねじまげられたのだ
このカンサスシティーは忠実にビートルズバージョンをコピーしているが
間奏にハーモニカが入るところだけが
少し違う
「ルイジアンナ」というキャロルのファーストアルバムはこの歌で幕を閉じるが
エーちゃんのスロウダウンがここにスタジオ録音で入っていたら
さらに良かったのになァなんて、思ってしまう
ちなみにこのファーストアルバムに収められているやりきれない気持は
このアルバムでしか聴けない別バージョンだ
生ギター(アコギ)が全面に出ていて
ジョニーのダブルトラックボーカルも、ミックスがさらに濃い

59 :ホワイトアルバムさん:2018/07/06(金) 14:44:34.83 ID:???0

カンサスシティーも緊急電話のラストと同じく
バックでHEY!HEY!HEY!hey!のコーラスの声が
メンバーに聴こえないという謎を感じてます。
確かにはっぴいえんどが日本のロックの原点みたい
な誤解が通説になってしまったのは残念でなりません。

61 :ホワイトアルバムさん:2018/07/08(日) 06:23:42.89 ID:???0

(33曲目)
いとしのダーリン

セカンドアルバム『ファンキーモンキーベイビー』の9曲目に位置する
セカンドアルバム『ファンキーモンキーベイビー』は12曲入りで
そのすべてが
大倉洋一作詞、矢沢永吉作曲コンビの作品である
ふたりはこのセカンドアルバムのために
新曲を4曲書き下ろした
ハニーエンジェル、ミスターギブソン、恋する涙、いとしのダーリンの4曲がそれだ
残りの8曲はそれまでに発表された
シングルAB面の寄せ集めである
いとしのダーリン、である
まずタイトルが秀逸ー
声に出して音にして、一度読んでみてほしい
「いとしのダーリン♪」と
いとしの何々というタイトルで有名な歌は
これ以外にサザンオールスターズの「いとしのエリー」ぐらいしか
思い浮かばない
何千何万曲とある日本の歌の中でだ
もちろんエリーよりこの歌のほうが6年も早い
ジョニーのセンス、恐るべし
歌の内容は
明日遠くへ旅に立つ彼女と
その前夜に
一度肉体的に深くむつみあう男女の
恋(セックス)をする喜びを歌った歌である
抱きしめて、溶けるほど、濡れた二人、夢の中・・・ 
キャロルの全曲の作品の中で
このラインが唯一
セックスを赤裸々に描写(びょうしゃ)している、素晴らしいラインだ
下降してゆくメロディーラインにのせて
色っぽく艶っぽく歌うエーちゃんのボーカルが
素晴らしい
そこだけ全面に出てくるシンセサイザーの調べも
男女のエクスタシーの昇りつめようを描いているようで
イイ
オールマイラブ あげたい 恐いけどの女の子が
おそるおそる
あげてる最中の歌、ということになる
サウンドは全体的に
リミッターで圧縮されたようなドラムの音色が
抑制(よくせい)されたエレキギターと相からまって
いい味を出している
ハットトリックぽい、不思議なイントロからしてそうだ
この歌の出だしのひとこと
アイコールユアネームは
もちろんビートルズの歌のタイトルからの
拝借(はいしゃく)である

62 :ホワイトアルバムさん:2018/07/09(月) 02:40:39.39 ID:???0

(34曲目)
泣いてるあの娘

1974年7月25日にキャロルは
3枚目のオリジナルLP「キャロルファースト」と
「夏の終り/泣いてるあの娘」というシングルレコードを
同時にリリースした
ダブリはなしで
「夏の終り/泣いてるあの娘」の2曲とも
アルバム「キャロルファースト」には収録されていない
ここらへん
ファンを大切にしたビートルズの良心的なリリース方法を
真似たのかもしれない
しかし
それから44年もたってみれば
この2曲を「キャロルファースト」に収録していれば
どんなに良かっただろうかなどと
考えてしまうのである
スッカスッカの「キャロルファースト」にも
少しぐらいキュッと、シマリが出たのに、なんてね
特にこの
ウッちゃん作詞作曲リードボーカルの「泣いてるあの娘」こそ
「キャロルファースト」の中に入れておいてほしかった
ここでキャロル全員の
誕生日のことなどを
年上の順から、書いてみよう

エーちゃん 1949年9月14日
ユウ     1951年12月14日
ジョニー   1952年9月3日
ウッちゃん  1953年5月30日

ユウとエーちゃんが2才違いで
あとは学年がひとつずつ下になるのが分かる
エーちゃんとウッちゃんは4才違いということになる
ジョニーより学年ひとつ下がウッちゃんだった
そのジョニーの助けをかりて
ウッちゃんが作詞作曲、世に出した傑作が
この「泣いてるあの娘」である
ラブュ、ベイビー♪のあとから始まる
左小指を駆使して
右ストロークでザックザクきざまれるダウンアップストロークが
たまらない
歌詞にもいっさい無駄がない
そう
心違いなんて、よくあることなのさ
気にしないのさ
気にしないのさ
だからー
ガンバッて生きていこうぜ、というところまで
私の心に、とどいてくるのである
ガッツでいこうぜ!

68 :ホワイトアルバムさん:2018/07/12(木) 02:01:06.26 ID:???0

(37曲目)
素敵な天使

ドラムのユウことユウ岡崎作詞作曲の唯一の作品である
2018年に聴くユウ岡崎の声は
意外とスゥィート

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